定置網漁業

港から10分ほどの十六島湾の先端で、一定水面に固定的に漁網を敷設し、魚の習性を利用して、水深10m~100m程のところを回遊する、アジ・タイ・ブリ・イカなどの魚群を網に誘い込んで漁獲します。

小型底曳網漁業

港から1時間前後の島根半島沖合で、水深100~200mの海底にいるカレイ・ヒラメ・アンコウ・キスなどの底魚を漁獲します。漁網を船尾から海中に入れて1時間ほど曳いたら巻揚げて漁獲し、またすぐに網を入れます。次の網を巻上げる間に漁獲した魚を船上で、魚種・大きさ毎に選別して氷と共に箱詰めし、船倉で鮮度を保持します。1日の操業は、これを6~7回繰り返し行います。

サザエ・アワビ漁

港からすぐの磯場で、船の上から箱メガネで海底をのぞき、ホコという長い竿の先に三又の金具をつけた漁具で、サザエ・アワビなどをその間に挟んで採取します。